トップ > 五月人形 > 江戸節句人形 > 拓 幸一光作
唐紙(からかみ)とは、平安時代、唐から渡来した「紋唐紙」を和紙に模造したもので、文様を彫刻した版木に雲母(白雲母の粉末)や胡粉(貝殻の粉末)を絵の具として手で摺ります。当時は、和歌を筆写する詠草料紙として使われていましたが、中世以降には屏風やふすま、障子腰等にも貼られるようになります。江戸時代になると徳川幕府による江戸の街づくりが進み、人口の増加と共に唐紙の需要も増えていきました。そして、多様なニーズにあわせて多彩な加飾の技法やデザインが考案され、独自の発展をしていきます。この新興の江戸で作られた唐紙を『江戸唐紙』といいます。
拓 幸一光作 サイズ:間口50×奥行40×高さ73cm
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