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篠垂とは、八幡座(はちまんざ:兜の上の部分)から、前後または左右に垂れた剣状の細長い金物のことで、なかでも前後に垂れたものを『二方白』と呼びます。 |
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その昔実際に武具として使われていた甲冑は、しころ(兜のうしろ)の部分を約500枚もの和紙を一枚一枚張り付け、漆で塗り固めることにより造られていました。和紙を重ね合わせることにより金属よりも軽く、漆で固めることにより丈夫になるためです。
数百枚もの和紙小札を用い、細部にわたり当時の技法を凝縮したような名匠の技が、 質実剛健な風合いや時代考証を経た『本物の甲冑』を伝承します。 |
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加藤一冑氏の技が見られるのは、しころの部分だけではありません。兜の各部分に取り付ける金具はすべて手作りです。なかでも鍬形は糸ノコギリで形をとり、ヘアラインと呼ばれる方法で磨きをかけていきます。
ヘアラインとは一方方向に研磨することにより、文字通り髪の毛のような細い目が引かれる仕上方法です。艶消しの落ち着きのある仕上げが兜の上品さを演出します。 |
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加藤一冑氏の甲冑は漆を何重にも丁寧に塗られた唐櫃にしまっていただきます。湿気や乾燥、虫除けに強い漆で塗られた唐櫃がお子様の大切なお人形を守ります。 |
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金銀箔とは0.1〜0.4ミクロンまで打ち延ばした薄い箔で、作り上げるまでの行程ほとんどが手作業で行われます。また、薄く打ち延ばす過程で箔一枚ごとに微妙な色・艶・表情が現われます。金箔の輝きが加藤一冑謹製の甲冑を気品高く演出します。 |
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印刷によって加工された羽根が多いなか、人形のフタバでは希少な金鶏鳥・銀鶏鳥・雉などの天然の羽根を用いております。天然色ならではの自然な美しさが感じられます。また、 ビニール製のような簡単な創りではなく、本質にこだわり本物の籐巻の弓で仕上げました。気品の高さを演出します。 |
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三分の一 篠垂付之御甲冑 加藤一冑謹製
サイズ:間口70×奥行42×高さ50cm
226,880円(税込)
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こちらの五月人形をお買い上げのお客様に粗品をプレゼントさせていただきます。お子様との記念撮影にぜひご利用ください。
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